交通事故賠償>過失相殺で負けないコツ

さて、まだ勝ち取らなければならない数字はあります。
最初、保険会社が算出して提示した額は 756万円です。

しかし!! これを満額差し上げますと言う訳ではありません。
最後に!! 「過失相殺」が残っています。
キター!! ですよ。

相手の主張は 85:15。歩行者はねておいて15%の過失を主張するかぁ?!
つまり算出した合計額から15%の割引きです。
相殺額は 642万円になりますが、治療費などの支払いを差し引くと
"提示額"は 488万円。 もちろん話になりません。

注意しておきたいのが、この過失相殺です。
各請求金額で押されても、保険会社が最後に押し返すのがコレです。
やりようによっては、支払額をぐっと減らせるのですから。

この点においても「赤い本」などで、どのような過失が認められるのかを
御自分の事故のケースに当てはめて主張点を固めておく必要があります。
85:15というのは、加減算を考慮せず歩行者の基本的な過失を主張している値です。

例えば私の場合、事故は日没後の暗い夜道でしたので運転者側の過失がマイナス要因、
場所については住宅地で、運転に注意が求められますのでプラス要因となります。
歩行者についても、歩道を歩いていたかなど過失がプラスされる要因があります。

こちらからはノーブレーキ状態で歩行者をボンネットに跳ね上げていることから
運転者の重過失を加算して 100:0を主張します。
しかし、95:5まで譲歩する余裕を持つことにしました。

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