交通事故賠償>損害賠償額の中身を知ってガッツリ請求

さて、事故損害の賠償額の内訳を見てしましょう。
これは知っておかないと、いくらゴネたところで交渉にはなりません。
一つ一つの項目についてケンカをして勝ち取っていくのです。

この3つに関しては、よほどのことが無い限り多くも少なくもできない部分です。
@治療費
 純粋に事故によるケガについて、病院や薬局に支払った費用です。
A入院雑費
 パジャマなどは、意外に認められません。入院してなくても家で着るでしょ。
 基本的に1日あたり1100〜1500円と定められて自動的に算入されます。
B通院費
 通院、リハビリの交通費など。
ここまでは項目については、かかった費用がそのまま領収書で出てきますので
さほど悩む必要はありません。

ここから後半は重要で高額な内容になってきます。
C休業損害
 入院、治療によって働けなかった分の補償。
D障害慰謝料
 入院、通院日数で算出される慰謝料。
E後遺症遺失利益
 後遺症が認定された場合、将来の収入に与える損害補償。
F後遺症慰謝料
 認定される等級によって算定されます。

私の家の前から「病院前」までバスが走っていましたがタクシーを使いました。 
けが人ですから、無理せずタクシーです。

さて、これからこだわり抜くのは後半の4項目です。
これらは細かく算出されます。
でも、いきなり専門用語を並べられてもシロウトではチンプンカンプンです。
保険会社の口車に乗せられ、煙にまかれないためにも、これから話す
「相手をぐうの音も出せないようにする」コツを掴んでおけば大丈夫です。

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