交通事故賠償>後遺症遺失利益をガッツリ頂くコツ

ケガによって将来の仕事に差し支えて収入の減少を補填しようというのが
「後遺症遺失利益」です。

実際的に将来どうなるかは誰もわかりません。
少なくとも事故によって将来が変えられたのですから。
事故がすべての原因ではありませんが、私も家族を連れて実家に戻ることになったのです。

今の厳しい時代、事故で入院しようものなら会社に戻っても仕事が無い
なんてことも珍しくないでしょうね。

「怪我の功名」という言葉もあります。気持ちを切り替えるしかありません。
ケガを治し、頂ける物は頂き、社会復帰を目指すことだけです。

しばしば「むちうち」は他覚症状を認められにくいので被害者が無くと言われます。
それをそのように認めさせるかについては、私の方では割愛させて頂きます。

後遺症は軽い方から14級〜1級、各級では更に号に分けて細分化されています。
後遺症の範囲に入らないケガの場合は判定自体が出来ないのですから
別の部分でしっかりと請求していかなければなりません。

手続きとしては、主治医の「後遺症認定診断書」を判定期間に送って認定を受けます。
こちらが出来る事といえば、医者の診断書を判定機関に運ぶ意外には
診断書を書いてくださる主治医に「お願いします」という態度の外ないのです。

労働能力喪失率 X 平均給与 X 就労可能年数 X ライプニッツ係数
と、七面倒な計算式によって算出されます。
これもご興味のある方は調べてみてください。容易に検索できます。

労働力が14%喪失・・・ってどんな状態? と思ってしまいますが
労働能力喪失率、ライプニッツ係数は計算の基準ですから、変えようがありません。
あと自分で主張できる部分は「給与額の証明」と「就労可能年数」だけです。

私の総額を大きく押し上げたのは、後遺症認定が大きかったのです。
足の骨折では14級を見込んでいたところ、12級が認定されたのです。

そして。 さらに額を押し上げたのが就労可能年数の認定です。

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