交通事故賠償>障害慰謝料はガッツリ頂くべし

ここでやっと「慰謝料」という聞き慣れた言葉が出てきます。
傷害慰謝料は「怪我させてゴメンネ」という謝り料金のようなものと考えられます。

計算方法はこれも確立されています。
これもはぐらかされない様に、計算方法を押さえておきましょう。
赤い本の算定基準は入手されましたか? 
インターネット上でも「傷害慰謝料表」は容易に検索できます。

さて、入院日数と通院日数で算出されますが、注意すべきは通院日数は
2〜3倍に割り増しされるという事です。
例えば、月の15日通院すれば30日分として計算します。

「こちらは、通院するほど元気になっていないんだ」と重症であることを主張したい
のですが数字の世界です。
数字、つまり「通院日数ありき」なのですから這ってでも通院しても損はありません。

前章までにこだわっていた通院日数とはこういうことです。

慰謝料での大切な注意点に踏み込みますが、読み飛ばしてくださっても結構です。
後で、これら複雑な計算から開放される道を提案させて頂きます。

通院日数の倍率は算定基準によって違います。 
どこまで細かい話だぁ?とあきれますが、それぞれ支払う側、もらう側が自分に
都合の良い判例を集めた資料があるのです。

・任意保険基準
・青い本基準(任意保険の1.2倍程度)
・赤い本基準(任意保険の2倍程度)

戦いの場では当然、赤い本を基準にして請求していきますがとりもなおさず
数字の裏づけが最大の武器になってきます。

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