交通事故賠償>交通弱者が交渉強者なるコツ

まず、保険会社と交渉をはじめる心得として覚えておいてください。
くどいようですが、どんなに親切な口調で対応しても
相手の仕事は賠償額を下げる事です。
相手が悪いから何でもこちらの言うなりに事が進むとは思わないでください。

こちらの言い分は
「支払うべきお金はキチンと払っていただきたい」
その通りです。
しかし、それを支払う側の言葉に通訳すると
「支払わなくてもよいお金はびた一文払いません」
という事になります。
「ごもっともです」なんて言わないでくださいよ。

こちらはどれくらいの金額を頂けるのかカウントアップしますが、
相手は鋭く支払い額をカウントダウンしてきます。

相場を知らないシロウトさんなら、いいお客さん。
そう、交渉弱者にならない為には最低でも
自分のケガに対して損害額の相場を知らなければなりません。
保険屋の提示額に対して「もっと、もっと」では交渉になりません。

請求する「損害額の内訳について動かぬ根拠を固める必要があります」
では、休業損害、慰謝料、遺失利益・・・などなど、
請求すべき内容について順次とりあげていきます。